■Bluetoothスタック(ユーテリティ)について
1000H-XにはBluetoothが搭載されています。
11/4の記事にも書きましたが、これによって様々な対応周辺機器をワイヤレスとして利用できます。
ここではまず、日本では本当に普及していないと思われるBluetoothについて、簡単な解説から始めたいと思います。
1:Bluetoothスタック
いわゆるドライバとユーテリティが一緒になったような物です。
無線LANのドライバとユーテリティみたいな物だと理解して貰えれば、大体問題ありません。
Bluetoothではこのスタックを用いてペアリングと呼ばれる周辺機器の関連づけや使わなくなった機器の削除、設定変更等を行うことになります。
主なスタックとしてはMicrosoft 標準スタックやBlueSoleil、東芝スタック、WIDCOMMスタックなどがあります。
ちなみに、1000H-Xに採用されているのはWIDCOMMスタックで、MSI U100は東芝スタックでした。
個人的な感想では、東芝スタックの方が問題が少ないと思います。
たとえば、ヘッドフォンなんかでも東芝スタックだと正常認識されるのに、WIDCOMMスタックだとヘッドセットだと誤認識したりします。
(ヘッドフォンの方にプロファイルが無いのに何故かはわかりませんが)
個人的にはなんとか東芝スタックに変更できないものかと思っているところです。
■マイクロソフト標準スタック

WindowsXP ServicePack2以降に標準搭載されたスタックです。
はっきり言って「無いよりはマシ」といったレベルでしかありません。
下で解説しているプロファイルへの対応数が極端に少なく、ぶっちゃけマウスやキーボードと言ったデバイスに特化している物だと思ってくれれば結構です。
■BlueSoleil (ブルーソレイユ)

独特の視覚イメージを持ったインターフェースが特徴です。
スタックとしては非常に無難で、東芝みたいな謎仕様もありません。
ただし、採用メーカーが極端に少ないので、中々お目に掛かる機会はないかも?
■東芝スタック

ネット界隈では非常に悪名高きスタック(苦笑)
なんと言ってもインストール時に「Bluetoothドングルの物理位置」がスタックに関連づけされるという致命的な問題点があります。
たとえばUSBドングルを買った時、東芝スタックだと常に同じUSBの位置にドングルを挿さないと駄目なので、はっきり言ってUSBの意味全く無しです。
しかし本体内蔵であればそんな問題は発生しませんのでもっとも良好だと言えるでしょう。
それ以外の面ではそこまで悪い物ではありませんが、1の欠点が全てを否定してしまう好例です。
ちなみに、製品添付としては一番多い物ではないかと思われます。
■WIDCOMMスタック

最近ではすっかり目にする事もないスタックです。
ノートPCなんかに標準搭載されているケースが目立ちます。
可もなく不可もないといった物ですが、絶対数が少ないのかあまりユーザーはいません。
2:プロファイル
さて、スタックも重要なのですが、それと同じぐらい(あるいはもっと)重要な物としてプロファイルがあります。
これは簡単に言ってしまえば「どのような機器を接続(ペアリング)できるのか」を決めるルールみたいな物です。
Bluetooth機器にはマウスやヘッドセットなどの様々な物が存在しますが、それらが接続可能かどうかを決めるのがこのプロファイルという物です。
また、同時にBluetoothというものをとことんややこしいものにしている元凶でもありますが(苦笑)
(もう一つの元凶は、パスキーの存在でしょう)
主なプロファイルには以下のようなものがあります。
GAP(Generic Access Profile)
機器の接続/認証/暗号化を行うためのプロファイル
SDAP(Service Discovery Application Profile)
他のBluetooth機器が提供する機能を調べるためのプロファイル
SPP(Serial Port Profile)
Bluetooth機器を仮想シリアルポート化するためのプロファイル
DUN(Dial-up Networking Profile)
携帯電話・PHSを介してインターネットにダイヤルアップ接続するためのプロファイル
FTP(File Transfer Profile)
パソコン同士でデータ転送を行うためのプロファイル(TCP/IPのFTPとは無関係)
HID(Human Interface Device Profile)
マウスやキーボードなどの入力装置を無線化するためのプロファイル
HCRP(Hardcopy Cable Replacement Profile)
プリンタへの出力を無線化するためのプロファイル
BPP (Basic Print Profile)
プリンタへ転送・印刷するためのプロファイル
OPP(Object Push Profile)
名刺交換(データ)などを行うためのプロファイル
SYNC(Synchronization Profile)
携帯電話・PHSやPDAと、PCとの間で、スケジュール帳や電話帳のデータ転送を行い、自動的にアップデートするためのプロファイル
LAP(LAN Access Profile)
Bluetoothを利用して無線LANを構築するためのプロファイル
FAX(FAX Profile)
パソコンからFAXを送信するためのプロファイル
HSP(Headset Profile)
Bluetooth搭載ヘッドセットと通信するためのプロファイル、モノラル音声の受信だけではなく、マイクで双方向通信する
HFP (Hands-Free Profile)
車内やヘッドセットでハンズフリー通話を実現するためのプロファイル、HSPの機能に加え、通信の発信・着信機能を持つ
BIP (Basic Imaging Profile)
静止画像を転送するためのプロファイル
PAN (Personal Area Network Profile)
小規模ネットワークを実現するためのプロファイル
A2DP (Advanced Audio Distribution Profile)
音声をレシーバー付きヘッドフォン(またはイヤホン)に伝送するためのプロファイル、HSP/HFPと異なり、ステレオ音声・高音質となる
AVRCP (Audio/Video Remote Control Profile)
AV機器のリモコン機能を実現するためのプロファイル
PBAP (Phone Book Access Profile)
電話帳のデータを転送するためのプロファイル
OBEX (Object Exchange)
オブジェクト交換(OPP、BIP、FTP、SYNC)で用いる認証方式の一つ。データ転送プロファイルの一つで、実装しているとデータ送受信時にOBEX認証パスキーの入力を接続相手に要求する。
ICP (Intercom Profile)
同一ネットワーク内にあるBluetooth搭載携帯電話同士を公衆電話網を介さずに直接、接続させるためのプロファイル。
……こうやってみると、本当に意味不明ですね。大抵の人は何を言ってるのかさっぱりわからないんじゃないでしょうか。
私も「説明しろ!」と言われて説明しきれる自信がありません。
これでは普及する物も普及しないでしょう(苦笑)
まぁ、大体使われているのは「SPP/DUN/HID/OPP/SYNC/HSP/HFP/A2DP/AVRCP」といった所ですか。
携帯電話やポータブルオーディオで「HSP/HFP/A2DP/AVRCP」は特に身近になってきた感もありますし。
さて、Bluetooth機器はお互いが同じプロファイルを持っている場合にペアリングが可能となっています。
たとえばBluetoothマウスならお互いがHIDプロファイルを持っていれば良いという事ですね。
逆にどちらかがHIDプロファイルを持っていなかった場合には接続できないという事になります。
本来ならプロファイルを明示する事で「どれがどの機器と接続可能なのか」をわかりやすくする物だったんですけど……現実は理想どおりには行かないものです。
えぇ、1000H-XのBluetoothなんですが、一体どのプロファイルに対応しているのかさっぱり解らないんです。
何所を調べても載っていない。
まぁ、大抵のプロファイルには対応してると思うんですが、いざ誤動作が発生した際に「プロファイルが無くて未対応なのか、それとも故障なのか」が判断できないという状態です。
PCメーカーは、是非とも搭載しているBluetoothについて対応プロファイルを明記していただけるようにして欲しい物です。
11/4の記事にも書きましたが、これによって様々な対応周辺機器をワイヤレスとして利用できます。
ここではまず、日本では本当に普及していないと思われるBluetoothについて、簡単な解説から始めたいと思います。
1:Bluetoothスタック
いわゆるドライバとユーテリティが一緒になったような物です。
無線LANのドライバとユーテリティみたいな物だと理解して貰えれば、大体問題ありません。
Bluetoothではこのスタックを用いてペアリングと呼ばれる周辺機器の関連づけや使わなくなった機器の削除、設定変更等を行うことになります。
主なスタックとしてはMicrosoft 標準スタックやBlueSoleil、東芝スタック、WIDCOMMスタックなどがあります。
ちなみに、1000H-Xに採用されているのはWIDCOMMスタックで、MSI U100は東芝スタックでした。
個人的な感想では、東芝スタックの方が問題が少ないと思います。
たとえば、ヘッドフォンなんかでも東芝スタックだと正常認識されるのに、WIDCOMMスタックだとヘッドセットだと誤認識したりします。
(ヘッドフォンの方にプロファイルが無いのに何故かはわかりませんが)
個人的にはなんとか東芝スタックに変更できないものかと思っているところです。
■マイクロソフト標準スタック

WindowsXP ServicePack2以降に標準搭載されたスタックです。
はっきり言って「無いよりはマシ」といったレベルでしかありません。
下で解説しているプロファイルへの対応数が極端に少なく、ぶっちゃけマウスやキーボードと言ったデバイスに特化している物だと思ってくれれば結構です。
■BlueSoleil (ブルーソレイユ)

独特の視覚イメージを持ったインターフェースが特徴です。
スタックとしては非常に無難で、東芝みたいな謎仕様もありません。
ただし、採用メーカーが極端に少ないので、中々お目に掛かる機会はないかも?
■東芝スタック

ネット界隈では非常に悪名高きスタック(苦笑)
なんと言ってもインストール時に「Bluetoothドングルの物理位置」がスタックに関連づけされるという致命的な問題点があります。
たとえばUSBドングルを買った時、東芝スタックだと常に同じUSBの位置にドングルを挿さないと駄目なので、はっきり言ってUSBの意味全く無しです。
しかし本体内蔵であればそんな問題は発生しませんのでもっとも良好だと言えるでしょう。
それ以外の面ではそこまで悪い物ではありませんが、1の欠点が全てを否定してしまう好例です。
ちなみに、製品添付としては一番多い物ではないかと思われます。
■WIDCOMMスタック

最近ではすっかり目にする事もないスタックです。
ノートPCなんかに標準搭載されているケースが目立ちます。
可もなく不可もないといった物ですが、絶対数が少ないのかあまりユーザーはいません。
2:プロファイル
さて、スタックも重要なのですが、それと同じぐらい(あるいはもっと)重要な物としてプロファイルがあります。
これは簡単に言ってしまえば「どのような機器を接続(ペアリング)できるのか」を決めるルールみたいな物です。
Bluetooth機器にはマウスやヘッドセットなどの様々な物が存在しますが、それらが接続可能かどうかを決めるのがこのプロファイルという物です。
また、同時にBluetoothというものをとことんややこしいものにしている元凶でもありますが(苦笑)
(もう一つの元凶は、パスキーの存在でしょう)
主なプロファイルには以下のようなものがあります。
GAP(Generic Access Profile)
機器の接続/認証/暗号化を行うためのプロファイル
SDAP(Service Discovery Application Profile)
他のBluetooth機器が提供する機能を調べるためのプロファイル
SPP(Serial Port Profile)
Bluetooth機器を仮想シリアルポート化するためのプロファイル
DUN(Dial-up Networking Profile)
携帯電話・PHSを介してインターネットにダイヤルアップ接続するためのプロファイル
FTP(File Transfer Profile)
パソコン同士でデータ転送を行うためのプロファイル(TCP/IPのFTPとは無関係)
HID(Human Interface Device Profile)
マウスやキーボードなどの入力装置を無線化するためのプロファイル
HCRP(Hardcopy Cable Replacement Profile)
プリンタへの出力を無線化するためのプロファイル
BPP (Basic Print Profile)
プリンタへ転送・印刷するためのプロファイル
OPP(Object Push Profile)
名刺交換(データ)などを行うためのプロファイル
SYNC(Synchronization Profile)
携帯電話・PHSやPDAと、PCとの間で、スケジュール帳や電話帳のデータ転送を行い、自動的にアップデートするためのプロファイル
LAP(LAN Access Profile)
Bluetoothを利用して無線LANを構築するためのプロファイル
FAX(FAX Profile)
パソコンからFAXを送信するためのプロファイル
HSP(Headset Profile)
Bluetooth搭載ヘッドセットと通信するためのプロファイル、モノラル音声の受信だけではなく、マイクで双方向通信する
HFP (Hands-Free Profile)
車内やヘッドセットでハンズフリー通話を実現するためのプロファイル、HSPの機能に加え、通信の発信・着信機能を持つ
BIP (Basic Imaging Profile)
静止画像を転送するためのプロファイル
PAN (Personal Area Network Profile)
小規模ネットワークを実現するためのプロファイル
A2DP (Advanced Audio Distribution Profile)
音声をレシーバー付きヘッドフォン(またはイヤホン)に伝送するためのプロファイル、HSP/HFPと異なり、ステレオ音声・高音質となる
AVRCP (Audio/Video Remote Control Profile)
AV機器のリモコン機能を実現するためのプロファイル
PBAP (Phone Book Access Profile)
電話帳のデータを転送するためのプロファイル
OBEX (Object Exchange)
オブジェクト交換(OPP、BIP、FTP、SYNC)で用いる認証方式の一つ。データ転送プロファイルの一つで、実装しているとデータ送受信時にOBEX認証パスキーの入力を接続相手に要求する。
ICP (Intercom Profile)
同一ネットワーク内にあるBluetooth搭載携帯電話同士を公衆電話網を介さずに直接、接続させるためのプロファイル。
……こうやってみると、本当に意味不明ですね。大抵の人は何を言ってるのかさっぱりわからないんじゃないでしょうか。
私も「説明しろ!」と言われて説明しきれる自信がありません。
これでは普及する物も普及しないでしょう(苦笑)
まぁ、大体使われているのは「SPP/DUN/HID/OPP/SYNC/HSP/HFP/A2DP/AVRCP」といった所ですか。
携帯電話やポータブルオーディオで「HSP/HFP/A2DP/AVRCP」は特に身近になってきた感もありますし。
さて、Bluetooth機器はお互いが同じプロファイルを持っている場合にペアリングが可能となっています。
たとえばBluetoothマウスならお互いがHIDプロファイルを持っていれば良いという事ですね。
逆にどちらかがHIDプロファイルを持っていなかった場合には接続できないという事になります。
本来ならプロファイルを明示する事で「どれがどの機器と接続可能なのか」をわかりやすくする物だったんですけど……現実は理想どおりには行かないものです。
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